黒木香の懐かしい動画レビュー

 ダイヤモンド映像(村西とおる社長)の専属AV女優のはしり。AV黄金期の幕を開けたAV女優と言ってもよい人物です。当時の黒木香は現役AV女優としてTV出演し一世を風靡した最初の女性と言えるでしょう。TVで見る彼女は正に知的な女性そのもの。横浜国立大学出身で話し方が上品で自分の考え方をはっきり打ち出し、かつ卑猥なこともしゃべる異色のタレントでした。今でこそTVには高学歴芸能人枠というものがあって、知的な番組やクイズバラエティに登場することがよくありますね。思うに、真鍋かをり・宮崎美子・菊川怜などの、知性がイメージされる美人タレントのルーツは黒木香ではないでしょうか。

 メディアにとってそれまでの美人タレントといえば容姿だけに商品価値があり、主義主張する女性は美人であっても女性タレントというジャンルから外れていました。特にAV女優はいくら美人であっても女性タレントの枠にすら入れてもらえないアングラそのものの扱いでした。黒木香以降AV女優はテレビにも出てくる身近な存在になりました。黒木香が発する雰囲気や言葉は多くの女性に影響を与え、普通の家庭で育った綺麗な娘がAVデビューするようになりました。それがやがて「ギルガメッシュないと」など社会現象化していくわけですね。

村西社長の右腕

 それまでAV女優というと制作側にとってはビデオ作りの素材としか思われていませんでした。この点で黒木香は「広告塔」という働きを開拓した最初の女優といえるのではないでしょうか。1990年頃、神戸市を中心にしたローカルテレビ「サンテレビジョン」の大人向けの深夜番組に出演していました。番組名が「おとなの絵本」といって、扱っている内容はAV女優によるアダルトネタでした。AV女優によるドラマとかコントとかバラエティ等々内容が多岐にわたり盛りだくさん。もちろんAVを紹介したりAV女優の感じる部分を探ったりする本当に助平なコーナーも充実していました。乃木真梨子や小鳩美愛や北岡錦といったダイヤモンド映像の専属女優も数多く出演しており、黒木香は重要なレギュラーメンバーとして毎週エロい話をするコーナーを任されていました。

 「ギルガメッシュないと」は全国ネットなので内容に規制を受けやすいのに対し、ローカルテレビはかなりエロエロに番組制作ができたようですね。しかも阪神地区を中心にたくさんの視聴者を抱えるネットなので、影響力が高かったと言えるでしょう。当時の村西社長はVHSとかDVDのような「板を売る稼ぎ方」から「コンテンツの配信事業」に転換しようとしていたようです。すなわち衛星放送によるAVの配信に目を付けて、その伏線に当たるのがTV番組への露出でした。才女であり村西社長の分身でもあった黒木香は、その最前線で八面六臂の働きをしていたと思われます。
 ところで黒木香が単体で出ているアダルトビデオは現在3本しかなく、そのうちの1本(第3作目:SM麗奴)が倒産したSM専門レーベル「スタジオ418」から流出しています。

 黒木香のデビュー作である「SMぽいの好き」は「SM麗奴」とは別の作品ですね。SM麗奴を「SMぽいの好き」として紹介している動画サイトや情報サイトがあるようですけれど…。ちなみに「SMぽいの好き」は、猥褻図画販売で有罪判決を受けた村西とおる監督による起死回生のヒット作で、本当の意味で「アダルトビデオの黄金時代の始まり」と言える作品です。これ以降、ビデオデッキの普及と相まってAVが売れに売れまくりAV女優という職業も社会的に認知されていくことになります。すなわち黒木香は単なるAV女優というより「アダルト文化功労者」とでも言うべき存在です。

 クリスタル映像が倒産した時に残りの2本も流出してほしかったですけれど、差し押さえられる前に村西監督がどこかに隠してしまったのでしょうか。村西監督と黒木香は愛人関係だったことは有名ですし、ビジネスにおいて同じタッグを組んだ戦友でもあります。黒木香出演の作品にはどれも深い思い入れがあったことでしょう。

SM麗奴

 まず、黒木香の演技力に脱帽した。調教されたメス犬なのでセリフの無いシーン(アイコンタクトと仕草)がたくさんあるが、全て完璧にこなしている。間の取り方といい表情といい心の底から奴隷犬になりきっているので、観ている側の感情にスーッと入ってくる。こういう従順なメス犬がいたら飼ってみたくなるような素晴らしい演技をしている。

(再生時間:56分49秒 ファイルサイズ:1331.2MB)

新たな飼い主の下へ

 東京都渋谷区広尾3-4辺りの路上で、首に鎖を付けられ散歩プレイ。現在の飼い主(速水健二)と黒木香は「どうにでもして下さい」という奴隷契約を結んでいる間柄。これまで飼い主好みの犬として調教を受けてきたが、新しい飼い主に引き渡されることになる。

 犬だからパンティを履く必要は無いと飼い主に言われて脱ぐとソコはもう濡れていた。しかし飼い主の別れ話には不服の様子。寂しげな眼差しで見返す表情が切ない。新しい飼い主の家に着くと、現飼い主によるプレゼンテーション。実際にどういうメス犬なのか品定めされることに。

【プレゼンテーション】
  • 脇の下の毛を剃らせていない。淫らな感じ。
  • オッパイが触り心地が良い手のひらサイズ
  • オマンコの締りが良い。3カ月掛かって三段締めを覚えさせた。
  • 尻のほうも良くって3リットルぐらい入る。
  • ルックスも新飼い主好み
  • 飼い主の言うことなら何でも聞く。
現飼い主とセックスの実演

 新飼い主の目の前で現飼い主との最後のセックス。別れるのが嫌なのかあまり嬉しそうではない表情。フェラチオが上手くて喉で締める。根元までズッポリ咥える。濡れ具合がちょうどよく締りが最高。皿に盛ったデザートの上に放尿するよう命じられるが、飼い主以外の人前での恥ずかしさのあまり最初は躊躇する。このあたりの演技は全てセリフ無しのアイコンタクトで演じきっている。表情や仕草でだけで完璧にこなせるAV女優は黒木香以外に見たことがない。
新飼い主との絡み

 新飼い主は玩具責めが好き。二種類のバイブによる調教プレイ。旧飼い主から先輩と呼ばれるだけあって雌犬の扱いに手馴れている。キッチンカウンターの上に四つん這いにしてゴムバンドで股を閉じられなくしている。ハイヒールと黒ストッキングを履いたままというのがフェチ心をくすぐられる。鎖・首輪を着けたまま犬のように扱われている。マンコとアナルにディルド二本差しで長時間刺激しまくる。
台車に拘束

 股間丸見えで三頭バイブを装着したまま、荷物を運ぶ台車にゴムベルトで固定されて弄ばれる。この姿で移動の自由を封じられ、意思に反して連れまわされるというのは女性にとって羞恥と言うよりも屈辱だろう。ドMの女性に対して一度はやってみたいプレイである。その後の3Pは平凡なプレイだが…。とにかく女性ごとポータブルに持ち歩けるアイデアが面白かった。

黒木香を懐かしむ