野坂なつみの懐かしい動画レビュー

元祖メガネっ子女優

 村西とおる率いるAVメーカーのダイヤモンド映像がAV女優をTVタレント化して売り上げ増を図っていた時代の絶頂期に登場しました。AV女優だけれど芸能人みたいな感じでしたね。メガネタレントの時東ぁみに似ていると評されることもありましたが、個人的には野坂なつみのほうがめっちゃ美人で「メガネを掛けている」以外には全く似ていないと思います。引退後、たのきんトリオの野村義男と結婚したことはあまりにも有名です。両人ともそれぞれ一世を風靡したけれど「日陰芸能人の野村」と「元AV女優という微妙な立場の芸能人野坂」の組合わせはたいへん興味深かったです。

 1995年1月17日(阪神淡路大震災)に結婚発表を重ねたのはマスコミに取り上げられるのがよっぽど嫌だったのでしょう。結婚後は人知れず静穏に暮らし子供も生まれているところをみると、良い判断だったことと思います。

野村義男との結婚生活は・・・

 野坂は売れっ子の単体女優である割にはNG行為が少ないほうです。アナル舐められたりザーメンを飲んだり。しかも若い人妻の役どころでは艶っぽさがピカイチの女優。喘ぎ声だけでも十分に抜けるレベルです。

 本人のAVを見ていたと思われる野村義男が、夜の営みではおそらく同じようなプレイをしているのだと想像しながら見るのも一興です。「こんなエロい声出してやりまくっていたんだろうな」とデバガメ気分に浸れますね。個人的には淫語しゃべっている野坂なつみが最高にイケてると思います。
 トレードマークのメガネは伊達眼鏡のようです。お約束事ですがフィニッシュのときは必ず眼鏡を外しています。これは初期の頃から引退するまで変わりませんでした。もしかすると眼鏡を取るのが「もうイキそう」という男優へのサインだったのかもしれませんね。メガネを付けたまま顔射というのは絶対にしなかったようです。

 短期間で多くの作品が流出しましたが、映像に難があるものが多いです。ほとんどの本番は真正です。なおコンプリートできているアダルトサイトは今のところ存在しません。

若奥様性のイニシエーション

 野坂なつみ作品の中では映像が綺麗なほうです。本編はオウム真理教をパロったテーマですがドロドロしたものではなく関係性は浅くコミカルな表現にとどまっています。オウム真理教の教祖がドスケベで女性の信者や幹部を手籠めにしていたことは事件当時の週刊誌に色々書かれていました。十分に満足させられない夫に代わって浅原がセックスの相手をするというのが「野村義男の嫁になった野坂を寝取る」みたいで抜けるシチュエーションです。
(再生時間:45分44秒 ファイルサイズ:1412.5MB)

夫婦セックス

 朝っぱらから奥さん(野坂なつみ)のパンティを寝床で脱がせてクンニする旦那。目が覚めたところで全裸で抱き合う。夫婦らしい濃厚な生挿入セックスを堪能。玉と袋を頬張ってフェラチオしたりチングリ返しで旦那のアナルを舐めて舌を入れたり。11分頃に膣口が見える。本番の途中で「入ってる。」とわざわざいうセリフがあったので疑似かと思ったら18分頃にしっかり入っていることを確認。喘ぎがマジで本気モードのセックスが満喫できます。「見えてる。」とか「気持ちいい。」「入り過ぎてる」等々視聴者向けと思われるセリフは野坂なつみの実感から出てくる言葉のようである。

 腰の振りと喘ぎ声やスレンダーなボディが仰け反るシーンは感激してしまう。45分あたりからはバックでの結合がモロ見えでペニスを抜いた跡が丸くポッカリ穴が開いているところまでバッチリ確認できる。一発やった後のお掃除フェラ中もオマンコの様子を後方から覗くアングルで収めているのがうれしい。けっこう視聴者サービスが良い作品だと思う。
 夫婦が対面で互いの性器を見ながらオナニーして出来上がったところで第二戦。ズッポリハマった正常位。「もっと、もっと。激しくして。」「あーん。あーん。幸せ。休まないで。」と夫婦っぽいセリフが多い。

浅原彰晃とセックス

 旦那が果てた後、オウム真理教の浅原彰晃(松本智津夫被告)の格好をしたカメラマンが登場。「オーメ真理教」と書いた襷を掛けている彼が撮影していたという設定である。なつみが生理中という話からクンニが始まり生挿入。体位を変えながらハイテンションになってくる。生理中だから中出しするという設定だが、ザーメンは確認できなかった。「中に入っちゃった」というセリフがあるのみ。

 

くみとり屋オグちゃん

 若奥様性のイニシエーションと同じキャスティングですが、映像がいまいち悪いです。
(再生時間:41分06秒 ファイルサイズ:463MB)

あらすじ

 旦那が出張でインドに出かけるという。その間なつみは貞操帯を付けて過ごすことに。トイレで用を足すのも不便。そこに以前「若奥様性のイニシエーション」で登場した浅原彰晃が現れて相談に乗ってくれる。浅原が「喝」と叫ぶと貞操帯のカギが外れて自由の身に。

 くみ取り屋の小倉がコンドームがホースに詰まる件で苦情を言いに部屋に入ってくる。貞操帯をはずしてエッチする成り行き。臭いそうなのでお風呂で一緒に洗いっこ。お風呂の中でも使える防水バイブを取り出して弄びます。オマンコはほとんど見えません。
 お風呂の後はソファーでセックスします。こちらはオマンコが見えますけれど映像は鮮明さが物足りないですね。本番は生挿入で結合部が丸見えです。

 

なんだこれは!

 この時代のダイヤモンド映像作品は一気に撮り貯めするパターンが顕著で当たりハズレがあるように思います。村西とおる監督の采配が及ぶものとそうでないものとの格差もあるかもしれません。もちろんこの作品は当たりです。ちなみに冒頭で村西とおる監督が1年4ヶ月ぶりのセックスと言っているのは、この時期に作品がらみで逮捕され出演を自粛していたようですね。喪が明けて復帰第1弾が野坂なつみだったわけです。
(再生時間:44分45秒 ファイルサイズ:536MB)

村西とおるとの絡み

 いきなり村西とおるにフェラチオさせられパンティ降ろされて犯される展開に。真横からのアングルにもかかわらずとてもエロく見えます。挿入のまま連れまわしたり腰を振らせたり、挿入にも色々なパターンがあってさすが村西とおるですね。

浴衣姿の絡み

 はだけた浴衣のままセックスが始まる。見所は淫語で「おちんちん入れて」「私のオマンコに、金玉を入れて。もっと奥まで。」等々卑猥な言葉を発する野坂なつみ。照明が無修正を想定していないが疑似ではなく挿入されている卑猥さが目いっぱい出ている。

ベッドでの絡み

 見所は全くなく真横からのアングルで喘ぎもなくただ絡んでいるだけ。

 

オモチャにされて

 第一部は野菜売りの男女のハメシーン。第二部はクラブでの乱交シーン。結論から言うと野坂なつみファン的にはどちらも見るに値しません。
(再生時間:46分23秒 ファイルサイズ:507MB)

野菜売り

 窓を開け放した茶の間から庭先を眺める野坂なつみ。そこに野菜売り夫婦(行商)が飛び込み販売で訪れる。大根をたくさん入れたかごを置きなつみの旦那が出張中と知るや否や「それなら、全部買ったほうがいいですよ」と大根の使い方の実演を始める。

 大根をハリガタの形にして女の股を開かせてオマンコにズボズボ入れまくる。男もズボンを脱いでペニスを挿入しなつみの前でセックスを始めるのであった。なつみの反応は目を丸くして興味津々の面持ち。ひと通りセックスが終わってシーンも終了する。
 この作品において野坂なつみは見ているだけで服一枚脱ぎません。女の性器や結合部は見えまくりでプロポーションも素晴らしくプレイ自体はイイ感じです。ルックスもそれなりに良いですね。ただし、なつみファン的には野坂なつみに見られながらオナニーしてみたいフェチの方以外は用途が無いと思われます。

クラブ乱交

 これも野坂なつみが出てくるのはほんの少しだけ。しかも映像が暗くオマンコも満足に見られません。無名の女優がハメられているのを見るだけ。野坂なつみの濡れ場もありますが疑似確定でしょう。時間つぶしのための粗悪なビデオです。

 

あ、出た出た

 流出する動画がことごとくおじさん相手のものばかりで、しかも映像が悪かったりする野坂なつみ作品。しかし、この作品は例外で若手男優が相手で本人も心なしか嬉しそうに見えます。映像がとても綺麗で美しい顔がことさら映えていることも、このAVの魅力でしょう。セクシーな表情が多くカメラワークも秀逸。
(再生時間:41分04秒 ファイルサイズ:461MB)

イケメンとのベッドシーン

 全般的にきれいな映像でしかもオマンコも挿入部も良く見えるシーンがある。男優も身体が筋肉質で野坂なつみの美しいボディの相手にふさわしい感じである。テクニックもバッチリ。プレイが長くて映像が綺麗でオマンコ鑑賞的にも最も秀逸な作品です。顔射したあとのケアもよくて野坂なつみ自身がとても満足だったようです。

カーリー頭の男優との絡み

 最初、無言での絡みだったが野坂なつみはみチンに笑い出し、良いムードでの撮影に。

 フェラテクが凄くてAV女優としての成長の後を感じさせられる。フェラシーンだけでも抜ける感じ。お互いの性器を弄りあう場面はオマンコがよく見える。ゴム姦であることと結合部が見えにくいアングルが多い点だけ悔やまれる。野坂の美貌のアップが多いのでその点は嬉しい。

 

のこり汁まで

 癖のあるAV監督清水大敬との絡み。清水大敬は自分の唾液を飲ませたり気に入らない(プロ意識の無い)女優には辛く当たるという。「のこり汁まで」とは口内に射精した後の尿道管に残っているザーメンを搾って舐めさせるエンディングから付けたタイトルと思われる。この作品は野坂なつみのデビュー当時の映像で、清水大敬から気に入られている様子がうかがえる。眼鏡をかけたまま口内射精するが、これはデビューしたての彼女にとしては清水の下では従うしかないであろう。デビュー当初の眼鏡は縁が太めでDr.スランプの則巻アラレを意識していたのかもしれない。

 作中で清水が「エメラルド映像をやめて大敬オフィスに来ないか」と口説く場面がある。これは当然のことながらネタである。エメラルド映像はダイアモンド映像のパロディであり、劇団経営に失敗してフリーのAV男優となった清水らしい自虐脚本と言える。なお野坂なつみはバリバリの専属女優であり「これからもエメラルド映像を続けていく」と作中で語っている。ちなみにエメラルド映像と同名のAVメーカーが2010年頃設立されているがダイアモンド映像等との関連は無い。
(再生時間:44分07秒 ファイルサイズ:516.3MB)

セックスシーン

 最初から最後まで絡みオンリー。アナルもマンコも無修正で挿入もバッチリ確認ができます。まだAVのイロハがわかっていない野坂に清水が手取り足取り教えながら合間に雑談するような進行。フェラチオやアナル舐めの注意点などAV撮影の裏側とか、同時にヤラセが無い撮影であることがわかります。挿入しながら足の裏を舐めるとかマニアックなプレイの数々。途中、野坂なつみファンとしては興味深い会話が出てくる。16歳から彼氏と2階の自室でオマンコしていたという。親が心配して上がってくるとコタツに下半身だけ隠して対応していたとのこと。好きな体位は男の方に足首を掛ける屈脚位とのこと。

 出されたザーメンは残さず飲むと教えられ笑顔でこなす野坂なつみに清水も「AV界の大スターにしてあげるからね。ヨチヨチ。」と応えている。実際、清水が監督する作品に登場する機会がたくさんあることから、ダイヤモンド映像としてもAV女優野坂について清水に託している部分が大きかったものと思われる。

 

快楽天堂

 野坂なつみと朝比奈めぐみの絡みがそれぞれ見られます。「のこり汁まで」よりは後の作品で清水大敬が男優として采配を振るっています。
(再生時間:60分18秒 ファイルサイズ:705.9MB)

3P

 第一のシーンではテニススクールの先生(清水大敬)とアシスタント(朝比奈めぐみ)との3P。会話の内容からは野坂が主役のようです。一見、筋書きがあるドラマかと思いきや単純に絡みに入っていく。テニスウェアを段々脱がされていく。

 三人で三角形になりアナル舐めとか、二人の女をとっかえひっかえアブノーマルな見せ場を作る清水の絡み。エッチな体位とか自分が3Pするときにも役立ちそうですw
 第二のシーンでは野坂がカメラマンになって朝日奈と清水の絡みを撮影します。朝比奈めぐみは助平な声で喘ぎますね。片足を持ち上げられたり屈曲位が好きなようです。
 第三のシーンでは朝比奈めぐみと清水の絡みで、野坂は出てきません。第四のシーンは朝比奈めぐみと若い男優の絡み。バックで突かれる朝比奈めぐみの身体(結合部も)がエロくて抜けますね。このシーンでは野坂作品と違いオマンコのドアップがこれでもかというほど出てきます。オマンコを何度もクパァするシーンとか野坂目当てで作品を購入した客へのサービス映像と思われます。

3人の関係

 朝比奈めぐみも単体女優ではあるものの、業界的には野坂と比べれば格下扱いなのかもしれません。朝比奈は清水の秘蔵っ子です。作品で一番主要な第一のシーンでは野坂が主役でありながら、3Pの途中で新参者の野坂が先にイクことに遠慮する場面(「順番があるから」と発言。)が出てきます。清水は「順不同だから」「ここは歌舞伎座じゃないんだから」と。清水にとってはどちらの女優もお気に入りといった感じです。清水が気を使いながらも朝比奈に自分で考えて演技するように促したりする場面が何度も出てきます。どちらも可愛い弟子で朝比奈も修行中と言ったところでしょう。

 

団地妻なつみ

 団地妻というタイトルですが人間関係が明らかにされず進んでいきます。まあストーリーは適当でどうでもいい作品なのでしょう。同じシーンが2回出てきたり撮り直ししたほうがよさそうなシーンもあるので、編集前のテープが流出した感じのビデオですね。ハプニング等々考えさせられるカットがいくつも見受けられます。
(再生時間:47分24秒 ファイルサイズ:527MB)

追悼セックス?

 のこり汁と同じキャスト。朝比奈めぐみは単体を外れキカタンに落ちたようですね。単体女優野坂なつみを盛り立てる役をさせられています。オマンコを舐めてバイブを入りやすくしたり完全な脇役です。このシーンの見所は電動バイブで凌辱されるなつみの表情ですが、ハプニング続出でストーリーの展開よりもキャストの人間関係のほうが興味深い作品になってしまっています。朝比奈の動きが悪くて清水がイライラしている場面が多いですね。
 清水がバイブを操作する朝比奈に「めぐみさん、愛情のある出し入れをしてあげてくださいね。」と駄目出ししている点が気になりました。

オマンコ舐めろと指示しなければ動かなかったり、朝比奈は野坂がちやほやされる現場に不満を持っているのではないかと…。いろいろな点を清水から指摘されています。清水がなつみにバイブ入れている途中小声で「本当に痛いのか」聞く場面があり、結果、朝比奈は野坂への責めプレイを外されて自分でオナニーしているよう言われている。清水が現場を仕切っているが必ずしも良い作品が撮れていないことを感じさせられる一コマですね。カメラマンもどう撮影していいか迷っている感じです。

落ち

 ラストのほうになって清水が叫びます。「井口聞こえるか。お前の代わりに新しい命を作ってやるからな。」つまり野坂の旦那(井口)が亡くなって、清水が子種を授けるというストーリー設定だと最後にわかる仕掛けになっています。いつもだと口にフィニッシュですが膣内に射精(実際はどうかわからない)で終わります。

清水とのガチセックス

 野坂に入れ込んでいる清水とのガチセックス。気を使う朝比奈めぐみを含めた3Pと違い安心して見ていられます。

 始めから全裸で絡み、やはり夫婦みたいな設定です。井口の後釜として清水が同棲を始めたということでしょうか。口元に付着したザーメンをトマトのドレッシングに使うとか隣人が売春している噂話やレオタード姿でダンスするカットが間に出てくる。

仮面男とのセックスシーン

 ダンスの先生との不倫を思わせるシーン。珍しくメガネをかけていません。仮面をかぶった若い男優が激しく犯しまくっているビデオです。清水とのセックスとは全然違いますね。

 

野坂なつみを懐かしむ