テープが壊れるまで抜きまくる

当時の裏事情

 このビデオは無修正なのに公然と表の世界で頒布されていましたけれど、実際に持っている人は少なかったですね。1982年頃に僕は行きつけのアダルトショップで入手しましたが、そもそもが品薄でその後は目にすることがありませんでした。右の画像のとおりイイ女が犯されるシーンがあります。しかも無修正で右下画像(当方でモザイクを施しました)のようにオマンコの様子が細部までよくわかる映像が多くてガンガン抜きまくったことを覚えております。その後、再生を繰り返しているうちにテープが傷んで見られなくなりましたけれど…。

ワケありな作品

 ネットで検索すると「VHSビデオデッキを買うと「洗濯屋ケンちゃん」をオマケに付けてくれるお店があった」そうですけれど、そういうキャンペーンを僕は見たことないですね。ただ、この作品が有名になった一番の要因はVHS機メーカーとの何らしかのつながりがあったことだと思います。なぜなら、監督にしても俳優等々もアダルト業界に属していない人たちをわざわざ使って制作しているからです。即ち、映画界・テレビ界の制作に携わる人たち、つまりビデオ機メーカーとの関連が深いコンテンツ制作側を巻き込んでおります。制作スタッフらが逮捕されても起訴には至らずその後すぐに良い仕事が回ってきていることから、この作品は「家庭用ビデオデッキのシェア争い」におけるVHS側のプロパガンダを担っていたことが容易に推測できます。「VHS機購入⇒アダルトコンテンツが見られる」みたいな宣伝効果は十分にもたらしたものと思われます。関係者の汚れ役引き受けとバーターがあっても不思議ではありませんね。

⇒裏ビデオのオマケ戦略
 AVの帝王村西とおる氏へのインタビュー資料によると…村西氏が当時所属していたクリスタル映像には、1984年頃にVHS系大手電機メーカーの役員が2000万円持ってきて「裏ビデオを作ってくれ」と依頼があったとのこと。そのメーカーではVHS機1台売るごとにオマケで裏ビデオを付けていたようです。
 洗濯屋ケンちゃんとは約2年のタイムラグがありますが、村西氏の話からはそういうキャンペーンが実際にあったようですね。

 1982年〜1983年当時は裏ビデオの黎明期でその手の作品はあったものの数は少なかったです。洗濯屋ケンちゃんは当時としては完成度が高くて、テープが壊れるほど鑑賞しまくった名作でした。その魅力に触れてみたいと思います。

洗濯屋ケンちゃんの魅力
男優が良い。

 洗濯屋ケンちゃんは絶倫かつ女ったらしで何十人もの女性をモノにする性豪みたいなキャラクターです。登場する男優はその設定にふさわしいギンギンのペニスを持っており、テクニックも十分に披露してくれています。だから、見ていて安心ですし楽しめますね。太くて長い肉棒を挿入されて、女性はマジで喘ぎ良い表情で悶えます。

女性の口説き方が参考になる。

 女性は二人出てきます。どちらもイイ女です。最初の女は庭で洗濯物を干している最中に口説いて、次に出会うときは速攻でハメに持ち込んでいます。その辺りのトークテクニックは目を見張るものがありますね。

 もう一人はいきなりホテルで押し倒しますが、最終的には和姦で悦びの表情でセックスを楽しみます。目を付けた女を確実に手籠めにする調略テクニックは肉食系男子の本領発揮と言ったところでしょうか。草食系全盛の時代において参考になる部分が多いです。

生ハメ&オマンコ丸見え

 下手な裏ビデオよりもオマンコの露出が多く、コンドームは付けずに生挿入。隠す等の小細工は一切ありません。ただ、元の画質が悪いため鮮明さはそれなりですけれど…。制作者が逮捕されてマスターテープは逸失しているのかもしれません。

臨場感(生活臭)が漂う映像

 監督の求めるクオリティが高いためか生活感をリアルに描写した場面が多いです。オナニー中に電話が鳴ったり女を呼び出した直後に水を飲んで一息入れたり、オマンコを見せるにしても尿意を催させて排尿の最中に襲わせる等々絵になる場面が多いのが特徴。例えばオマンコを想像させるようなシーツのシミを登場させたり、バイブでオナニーさせるにも現代のAVと違いただオマンコ見せればいいという単純な構図をとりません。そういう積み重ねで見応えのある作品に仕上がっている感じがしました。

 洗濯屋ケンちゃんは下記のページで配信中です。

あらすじ・レビュー
奥さんを口説く

 洗濯屋ケンちゃんが注文を取って歩くシーンから始まります。明るく爽やかな営業マンみたいな感じ。一方ケンちゃんのお客様の妾で水商売の女が洗濯物を干すシーン。洗濯もののシーツに付着したマン汁の跡がとれていない様子。⇒回想シーンへ
 風呂場で陰毛を剃る女。「ママったらここの毛を剃れっていうのよ。綺麗にしておかなくちゃ。」と独り言。ツルッツルになった後はマンコに手が伸びてオナニーに夢中。かなりの欲求不満らしい。電話のベルが鳴っても出ようとしない。風呂から上がってもまたオナニー。バイブまで取り出してイクまでオナニー。眉間にしわを寄せ喘ぐシーンが色っぽい。終わった後はマン汁でベチョベチョ。

 再び洗濯物を干しているシーン。そこにケンちゃんが登場する。顔見知りらしく親しげに挨拶を交わす。シーツに着いているマン汁の跡を見逃さず「うちだったらこれ簡単に落とせますよ。」と営業トークから入る。最近旦那が通って来ないことをなぜか知っている。「今度僕とデートしませんか」「休みの日に寄りますよ」と口説く。その場では誘いの返事を聞かず女がシーツの洗濯を頼もうとしているのにも気付かずにさっさと退散。

海辺で青姦

 海辺の草地でデート。お弁当を食べ始めるも早々に乳頭にタッチしたりスカートを捲ったり爽やかに触れてくるケンちゃん。パンティを一目見るなり「奥さん、今日ピークでしょう。」と生理の状況を当てる。奥さんが尿意を催してしゃがんで排尿。奥さんの後をついてきたケンちゃんが「拭いてあげます」とスカートを捲る。「やめて」と抵抗しつつも…ケンちゃんが「あっち行こうか」と誘い出して草むらで青姦。変則的な体位での69や玉しゃぶられ気持ち良くなってきたところで生挿入。うつ伏せにしたままの挿入等々。奥さんもケンちゃんもテクニシャン。側位等々、何度も体位を変えるがビンビンで奥さんのボルテージは上がる一方。奥さんが良い表情をしています。最後は口の中に射精。

若い娘を手籠めに

 ホテルの部屋から「彼氏がいつものホテルで待っている」と女性(きょう子)に嘘の連絡をするケンちゃん。ケンちゃんは知人(りょうじ)と彼女の仲を取り持っているという設定らしい。ケンちゃんが待ち伏せしているホテルの部屋に入ってきたきょう子に抱きつき押し倒す。手早くパンティごとストッキングを剥ぎ取る。「彼氏に悪いから」と言ってもケンちゃんのレイプは止まらない。女性の身体はすっかりその気になってオマンコがグチョグチョで乳首もピンピン。ケンちゃんのしつこさにきょう子も観念して69を受け入れる。

 その後ヌラヌラになったオマンコに亀頭を当てて焦らすと「ねえ、早く」と言って欲しがる。体位を変えて表にしたり裏にしたりセックスが進行するうちに、きょう子も「イイ、イイ」「ああ、はあ」と気持ちよさそう。イキ顔が美しい。終わった後のシャワーのシーンにいたっても、オマンコやオッパイを弄りまくる絶倫のケンちゃん。30人から40人とやりまくっているらしい。

その他

 ちなみにこのホテルは新宿の歌舞伎町にあるホテルSUNという現存しているラブホです。青姦した海浜は東京湾岸のディズニーシーリゾートになる前の埋め立て地。

 

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