桜樹ルイの懐かしい動画レビュー

 桜樹ルイはアイドル全盛時代と重なった「AV黄金期」の申し子みたいな存在です。美貌と美しい身体に加え「歌が上手い」というのはオナネタ的にも評価が高かったです。十八番である小泉今日子のナンバーで、カバーアルバムを出してもらいたかったですね。もちろんイクときの声なんかも入れて…。
 アダルトビデオを見る限り、AVファンに対する表向きは芸能活動とAV女優業との二足のわらじでやっていく意思を表明しています。しかし当時の雑誌等々AV以外での発言を辿っていくと、普通の芸能人になりたいという思い入れが強くAV女優もそのステップに過ぎないと考えていたようですね。実際のところはAV引退後にエロスから遠ざかろうとTV俳優に転向しようとしたものの、裸とは縁が切れずチョイエロ役ぐらいしか回ってこなかったようです。

SHALL WE LOVE1

 桜樹ルイは元祖アイドル系の美形AV女優と言ってよいでしょう。当時はアイドルと言えば中森明菜とか小泉今日子のように歌手でした。桜樹ルイはマジでAVから歌手を目指していたようです。この作品内で流れるテロップによるとAVに出る前にクラウンレコードからデビューしていたとのこと。おそらくAVデビューの話が始めにあって宣伝絡みのよくあるパターンだったのでしょうけれど。右写真は本編でマイクと膣に入った性具のコントローラーを持たされて歌う桜樹ルイです。AVとアイドルの隙間にあるニーズを満たしてくれる助平な作品です。
(再生時間:39分05秒 ファイルサイズ:1120.0MB)

気分はダイヤモンド

 桜樹ルイと男優が猫のコスプレでセックスをします。白猫(桜樹ルイ)が黒猫(男優)から服を剥ぎ取られていく「キャットファイト」のような展開。男優がスレンダーでルックスは髪を結って中性的。身のこなしが敏捷でしなやかなので、最初は「レズプレイかな?」と思わされました。クンニされるとビクンビクン反応して乳首もツンツン隆起してきます。背中・脇腹も弱くて性感帯が次々に明らかにされていく感じです。桜樹ルイは感度が良くて喘ぎ声もマジです。なので抜ける作品が多いです。感じるたびに「アンっ!アンっ!」という高い声で色っぽさがありますね。

 バックからクンニと性交を繰り返し獣のようなSEXが続きます。映像が綺麗なので見やすいですね。ただ男優の陰になっていたり照明とカメラアングルが控えめで膣口は見え難いです。流出まで想定していない撮影かもしれませんね。しかしマジな生ハメ姦ですので臨場感はいっぱいです。最後のほうはマングリ返しからの結合部がじっくり確認できるシーンもあります。

カラオケしながら弄られる

 場面は全く変わり(別の撮影)歌のレッスンの撮影です。歌の指導をしてくれる先生が卑猥でオマンコを弄ることしか頭にありません。小泉今日子の「木枯しに抱かれて」をカラオケで熱唱している最中に肩ひもをはずされスカートの中に手を入れられ、エッチなイタズラがどんどんエスカレートしていきます。クリトリスにピンピン刺激を与えられ膣の中を掻き回されてグッチョリ濡れ濡れに。
 歌う桜樹ルイは声も節回しも小泉今日子そっくりです。小泉今日子も艶っぽい歌い方するのでキョンキョンファンだった方ならハマること間違いありません。まるで小泉今日子がオマンコ弄られながら歌わされているかのようです。感じるのを必死にこらえながらも平静を装う「犯され顔」がイイ感じ。淫らな声がどうしても漏れてしまいます。

 ノーパンのままでお尻を客方向に向けてオマンコにローターで悪戯されます。漏れる吐息が色っぽくてまるで小泉今日子を凌辱しているようです。先生から「まだまだ感じ方が足りない」と駄目出しされて膣の中にローターを入れたまま歌わされる。「脚を大胆にバーッと広げてみろ。お前の股間にお客さんの目を集中させろ。」と命令されます。歌っている途中で感じるたびビクンとしながら「アッ!」という声が漏れてしまいます。とても良い感じで抜きどころの一つでしょう。ローターの他に手マンや異物挿入プレイをされると感じすぎて歌えなくなってしまいます。歌いながら四つん這いになり、オマンコをアップにした撮影ではクリトリスや膣口がバッチリ見えて抜けますよ。この撮影は桜樹ルイ作品では最高傑作といってよいと思います。

 

SHALL WE LOVE2

(再生時間:59分59秒 ファイルサイズ:1852.3MB)

インタビュー

 「将来はアダルト女優だけでなく普通の歌手としてもVシネマでの普通の女優としても頑張っていきたいと思います。」というインタビューでの受け答え。本気でそう思っているのか何度も熱く語っています。よく見るとインタビューしているのは前述のカラオケ指導の先生ですね。歌手ネタでエロエロに弄られたAVのことを思うとやはりこのインタビューもネタなのでしょうか。その後でAV女優としてのハメ撮りレッスン。フニャチン男優によるフェラチオ指導と続きます。

本番プレイ1

 場面は変わり別の撮影。キャットファイトと同じ男優によるエネルギッシュなセックスで激しく喘ぎます。マジで感じていますが、照明の角度のせいで結合部がしっかり見えないシーンが続きます。これは修正するよりも「見えそうで見えない」撮影を選んだのでしょうか。ちなみに右写真は次項(本番プレイ2)の撮影でオマンコがよく見えるシーンです。

本番プレイ2

 場面が変わって昭和のラブホでしょうか。キャットファイトと同じ男優による上等なセックス。前回とは撮影の仕方が変わりカメラも照明も流出想定モードです。オマンコがバッチリ見えます。小さめの膣口に大き目のビラビラ。形も色も綺麗なオマンコですね。アナル責めもちょっぴりあります。アナルに入れた指を「ピリッとするよ」と言って舐めさせます。セックスしている途中、猫が横で戯れているのは変わった趣向ですね。

本番プレイ3

 別の男優による和室でのセックス。この撮影もオマンコがよく見えます。セックス自体は普通っぽいですが自ら腰を動かす等、カップルっぽい雰囲気ですね。

本番プレイ4

 桜樹ルイはアナルNGかと思っていたら本編では嫌がりつつもアナルの指入れは受け入れていました。アナルに指を入れられながら自分でクリトリスの皮を剥かされてクリ責めされる。えんどう豆のようなデカクリ。とてもスケベな声を出して感じまくります。最後は生姦。

 

絶叫!!そこが感じるの〜

 この作品の見所は桜樹ルイとミッキー柳井の絡みであることに間違いないのですが、僕としては桜樹ルイというより「往年のミッキー柳井の集大成」を見せてもらった印象です。
(再生時間:95分08秒 ファイルサイズ:2931.3MB)
 アイドル顔で登場。ミッキー柳井に変態アクロバティックセックスで攻められる。全般的に弄られ方がエロエロで抜けますよ。膣口を覗かれる体制での卑猥なマングリポーズを取らされる。そのまま弄られたり舐められたり興奮してビラビラが大きく開いていく。クリトリスや膣口への容赦ない責めはサドっぽさがありますね。

 体位も色々取らされてハレンチな声を上げ続けます。69とか抱え上げてクンニする逆駅弁スタイル、机の上に寝かされてジャンピング正常位、屈曲位のまま上から突き下ろされる等々アクロバティックな体位の応酬。極めつけは後背位で男性が逆立ちして飛行機みたいな反りポーズでピストンする体位。
 最後は再びアイドル顔・黒レオタードでのオマケ映像。サービスたっぷりで満足度が高い作品です。

ミッキー柳井の性技

 往年のミッキー柳井は性技の上手さを買われたためか、裏作品で登場することが多くオマンコを見せる技巧も得意としていたようです。ミッキー柳井は男優の中で別格なためか監督からの注文も最小限で、その中で自由に演技していることが多かったようですね。本編でも然り。ミッキー柳井のやりたいように女優を弄っています。

ミッキー柳井がよく使うのが応接セットで見かける幅60cm程度の机。 コンパクトで見栄えが良いし段差を利用した技が面白い。この小さなステージを駆使して色々なアクションを見せてくれます。

マングリ返しからの挿入も机の上だとカメラのアングルを仕掛けやすく良いコマが撮れています。

この狭い空間でよくこんな技が使えますね。この後90度回転します。

ミッキー柳井の十八番の「金の鯱」です。ミッキーの場合は二種類のバージョンがあります。一つはこのように段差を付けるもので、リスクが高いためこれを真似する男優はほとんどいません。

もう一つは普通の金の鯱。普通の男優よりも身のこなしが軽く、上下のピストン往復が派手です。同じことをやっても全然違いますね。

正常位にも腕を十分に立てて腰のばねを使うことで落差が大きく見えます。ズッコンズッコンと動きがリズミカルでキレがあります。

逆駅弁もミッキー作品ではよく見かけます。長い黒髪がホウキみたいに床に触れて絵になっています。

ソファの背もたれを使って膣口を上に向けてオマンコをよく見えるようにしています。膣穴に両手の指を突っ込み女優をアヘアヘにしています。こういうのもミッキー流です。

女体をどう美しく見せるかよく計算した上で演技しているようです。

 

 

新説伊豆の踊り子

 川端康成の代表作「伊豆の踊り子」は映画やテレビでドラマ化されたものはたくさんあります。けれどAV化されているのはこの1本です。さすがにウィキペディアにこのAVは掲載されていないようですが…。
(再生時間:42分19秒 ファイルサイズ:527MB)

作品のテーマ

 当然ですが茶屋だとか原作に出てくる主要なものは一切カットされており、新説というよりパロディだと思います。未成熟な美少女への淡い恋心を表現している原作にはあり得ない性描写があります。冒頭でこのAVが作られた理由が提示されています。その内容とは・・・

「名作はいつも僕たちの期待をもののみごとに裏切ってくれる。もしかしたら作家という人種は女を抱く本当の悦びを知らない奴ばかりだったのかもしれない」
「僕たちはもうあとほんのちょっとのところで目指す女が抱けなかった主人公達の無念につきあってはいられないのだ」

つまり「原作に欲求不満(オマンコしていないので)の方のために、このビデオを作りました。」ということらしい。

誘惑

 大人びた芸人の娘桜樹ルイは売り飛ばされる予定で下田に向かうところ旅の途中の学生と出会います。セックスシーンは2回ありそのうち1回が桜樹ルイとのマジファック。最初のセックスシーンは昔の裏ビデオ配信の解説では「旅芸人の女房が入り込んで学生の貞操を奪ってしまった」とありますが、正確には「宿泊所の仲居(右写真)が学生の身を案じて身体を提供した」といったところでしょうか。いずれにしろ豊満な身体を「ただマン」とは羨ましいです。尻の形が良くてボリュームがあり、桜樹ルイもいいですがこの身体も素敵です。

 男が学生を露天風呂に誘うと後から桜樹ルイや他の女衆が素っ裸で入ってくる。桜樹ルイはオッパイやマンコを隠すそぶりも見せずに愛想を振りまいている。すかさず男が「抱いてみないか」と学生を誘惑するが、仲居とセックスした後なので誘いに乗らなかった。翌朝、男と妻が「貧乏学生にルイを抱かせてしまっていいものか」で揉める。それを聞いていたルイは抱かれることを決心した。ルイは本当の子ではなく拾い子で、金持ちに売るために育てた言わば商品みたいなもの。良い年頃になったので下田の網元に売られることになっていた。

夜這い

 翌日下田へ向かう途中では旅芸人の男がルイではない別の娘と道草してフェラしてもらいます。その夜に桜樹ルイが学生に夜這いをかけます。「抱いて」と言われ思う存分、色々な体位でハメまくります。旅芸人の思惑ではルイを買わせる目的だったはずですが、セックスシーンの後は夜道を二人で歩くシーンとなります。売り飛ばされるのが嫌で学生と駆け落ちするというニュアンスなのでしょうか。それとも想い出づくりでしょうか。最後は天城トンネルの中での駅弁セックスで終わります。ちなみに原作では踊り子とは下田の船着き場で未練を持ちながら別れます。
 セックスシーンでタイムコード信号のカウントが下方に現れる部分があります。これは元テープの編集時に記録されたものと思われます。現在この作品について、どのサイトの動画も全く同じ元テープを使っています。

 

桜樹ルイを懐かしむ